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NEWS > 東ネパール登山隊2016 祝!登頂 東ネパール登山隊2016 レポート 10/5~10/18

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昨日、速報としてお伝えしましたが、ホグロフスがサポートする「日本山岳会関西支部東ネパール登山隊2016」が、ヒマラヤの未踏峰ナンガマリⅡ峰初登頂に成功しました。

隊を率いた重廣恒夫隊長から登頂までのレポートが届きましたので、こちらに報告させていただきます。

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テントを張るために斜面を整地する

・10月5日(水)曇後晴・小雪
BC~C1(5043m)移動
いよいよ登山も中盤に差し掛かった。C1予定地は標高5600mであったが、BCの位置が予定より200m低い4800mになったこと、C1予定地までの距離が予定の2倍になったことで荷上計画が大幅に狂うことになった。
この日体調を崩した2名の隊員をBCに残して8人の隊員がそれぞれ13~20kgの荷物を担いでC1に移動し、斜面を整地して5張の個人用テントを張った。

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フィックス工作

・10月6日(木)曇後晴・夜半小雪
C1~C2ルート工作・C1~大岩(5300m)荷上
体調不良の2名の隊員から、体調回復のため600m標高の低いヤンマ(4200m)に下りたいとの申し出があり、医師に1名の隊員をつけてC1よりBCキャンプに下らせ、医薬品の手配及び送り出しをおこなった。2名の隊員には2名のポーターを同行させ、ヤンマの民家に泊まらせる事にした。重廣と1名の隊員は先日の偵察最高点までのフィクス工作を行い、6名の隊員が大岩まで荷上をおこなった。

・10月7日(金)曇後晴
C1~C2ルート工作・C1~大岩荷上
昨日と同じメンバーで5547mまでのフィックス工作と大岩までの荷上をおこなった。C1帰着後ヤンマの休養組から体調回復傾向にあるとのポーターに託した手紙を受け取るが、1名は原因不明の高熱が続いたこと、1名は高度障害の回復が思わしくないことから、夕刻ヘリコプターのチャーター要請をおこなった。

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ヤンマに下り衛星携帯を通じてエージェントと連絡

・10月8日(土)晴後曇後雨
C1~ヤンマ移動・C1~5547mデポ地荷上
ヤンマ下った2名の隊員と衛星携帯電話も無線も通じないため、重廣とサーダーがC1からBCを経てヤンマに下った。BCにあった2名の荷物は撤収しポーターに担がせてヤンマまで下した。2名にヘリコプターのチャーターをしたことを告げ登山隊からの離脱を納得して貰う。C1から下した衛星携帯を通じてカトマンズのエージェントと数回のやり取りをし、ヤンマの緯度・経度・標高を伝え、カトマンズからは明日のヘリコプターのカトマンズ出発が7時になること、ヤンマ到着が9時30分から10時30分前後になることを確認した。15時過ぎから降り出した雨は朝方まで続いた。

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ヤンマ渓谷にヘリコプターの爆音が響き渡る

・10月9日(日)雨後曇(夜半雪)
ヤンマ~BC移動・休養日
カトマンズとの8時の交信で7時45分にカトマンズ空港を離陸したことを確認。9時8分ヘリコプターの爆音がヤンマの渓谷に響き渡った。9時12分ヤンマの広場に着陸、2名の隊員を載せて15分には飛び立った。カトマンズに離陸の報告をしてヤンマからBCに戻ったのは14時前であった。先日の荷上組は休養日とした。

・10月10日(月)晴
休養日
朝、起きると1面の銀世界、冬が刻々と近づいている感じがする。全隊員BCで休養。報告書の作成、明日からの最終ステージのタクティクスの作成・通信機器の充電・BCからC1移動の準備に追われる。

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