HAGLÖFS JAPAN | ホグロフス ジャパン

NEWS > イベント トークイベント ” FIELD VOICE(フィールドボイス) ” 中島 健郎 開催レポート

19_fieldvoice_kenro_top

ホグロフスでは、アウトドアの分野で活躍する著名人やアスリートによるトークイベント「フィールドボイス」をスタートしました。第4回目のゲストは、登山家の中島 健郎氏。10月25日にホグロフス原宿店にて行われたトークショーをレポートします。

IMG_9164

まず、中島 健郎氏についてご紹介します。2017年カラコラム・シスパーレ (7,611m/パキスタン) 北東壁の未踏ルート登攀に成功し、登山界最高の栄誉とされるピオレドール賞を受賞。日本テレビ「世界の果てまでイッテQ!」やNHK「グレートヒマラヤトレイル」などの番組にも出演している登山家兼山岳カメラマンです。

Kenro_1

今回は、ピオレドールを受賞した平出氏とともに再びタッグを組み、パキスタン ラカポシ南壁(7,788m)の未開拓ルートに挑んだレポートを話していただきました。

当初は、パキスタン ティリチミール(7,708m)の北面の未踏峰ルートに挑む予定でしたが、パキスタン政府の許可が中々下りず、ひたすら許可待ちを過ごす日々が続きます。

Kenro_2
△地元の人たちがふるまってくれる岩塩の入ったチャイを堪能

普段は聞けない貴重な許可待ちの過ごし方など、登攀以外の旅の裏側の話してくださいました。

kenro_2
△待機中、宿泊費を稼ぐため木を切るアルバイトも

結局ラカポシ南壁(7,788m)に偵察に行き、許可が下りないことが判明。そのまま登頂を目指すことに。
セラックの多いラカポシではルートの確保はもちろん、荷物の軽量化がポイントとなるとのこと。
今回はお二人の豊富な経験があり、天候待ちもありましたが順調な登攀となりました。
※登攀の様子は下記ムービーをご覧ください。

無事登頂を終えベースキャンプへ戻ると、現地ガイドと山の麓の村長から、熱烈な歓迎。

kenro_4
△写真 左端はガイド、右端は村長

しかし、村長はなぜ彼らが山に登るのかは考えられない様子。目の前に素晴らし自然があって、動物から恵みをいただくことができて、それ以外に幸せなことがあるのか、問われたとのこと。

kenro_5
△麓の村

今回健郎さんが、改めて考えさせられたのは、何のために登っているのかということ。
健郎さん曰く「目的を探すために登っている。苦しい思いもしなければその分の達成感も得られないんじゃないかなと思う。皆さん、生きていくうえで色んなことがあると思いますが、好きなことを一生懸命に。それが一番だと思います。」と語ってくださいました。健郎さんの登攀技術や圧倒的な世界観はもちろん、人生観も垣間見えたトークイベントになりました。

また、健郎さんには11月27日(水)開催の「Haglöfs Presents SWEDISH WINTER PARTY @Tokyo 2019」イベントにて、今回の遠征について再登壇していただく予定です。短縮版にはなりますが、見逃してしまった方、また健郎さんに会いたい方、是非この機会をお見逃しなく!

[プロフィール]

 kenro Nakajima-e1541671794780

中島 健郎(なかじま けんろう)
2017年カラコラム・シスパーレ (7,611m/パキスタン) 北東壁の未踏ルート登攀に成功し、
登山界最高の栄誉とされるピオレドール賞を受賞。
日本テレビ「世界の果てまでイッテQ!」やNHK「グレートヒマラヤトレイル」などの番組にも出演している登山家兼山岳カメラマン。